堺平成ブログ　～そやさかい♪～ 2022/03/11

腎臓（そらまめ）のおはなし

腎臓（そらまめのような形をしています）のはたらきは？

腎臓は尿をつくる臓器であり、体の環境を整える「ホルモン」をつくる臓器でもあります。
腎臓には8つの働きがあります。

そこで今日は、その中の4つの働きを紹介します！

体内に溜まった老廃物（尿毒素）を取り除きます。
身体に必要な物は排泄しません。腎臓は１日に約150Lの血液をろ過し、その99％が再吸収され約1.5Lが尿として排泄されます。

例えば、体重60kgの人であれば約36Lが体液なので、腎臓は毎日人の体液を4回ろ過している事になります。

尿の濃さや量により、体内の水分を一定にコントロールしています。
体の中の水分が少ない時は、尿は濃くなり、少なくなります。
体の中の水が多い時は、尿は薄くなり、量が多くなります。

血液中に含まれている電解質には、ナトリウム（Na）、カリウム（K）、カルシウム（Ca）、リン（P）などがあります。腎臓では、これらの電解質をコントロールしています。

人の細胞外液は、PHが7.4±0.05の弱アルカリ性に保たれています。
調整には、肺による二酸化炭素の排泄と、腎臓により水素イオンの排泄、重炭酸イオンの　産生が重要です。