こんにちは。堺平成病院手術室です。
令和4年2月より腰椎椎間板ヘルニアに対して、局所麻酔で『全内視鏡下椎間板ヘルニア摘出法(FED法)』を始めています。
手術時間は1時間程度と短く、また、手術後2時間程度で歩行が可能となります。
入院から退院までは2泊3日と早期社会復帰が可能であり、患者さんにとって負担の少ない手術です。
小さな皮膚切開(約1㎝)で、内視鏡カメラを使用し、痛みの原因となる神経を圧迫していたヘルニアを取り除きます。
特に重篤な病気があり、全身麻酔での手術が受けられない高齢の患者さんにとっては非常に利点が大きいです。
【手術前後での圧迫されていた部位の神経の様子】
10代の学生やスポーツ選手の方も手術を受けてスポーツや社会復帰をされています。
手術中は、医師と会話をしながら痛みの状況を確認しながら手術が進行していきますので、実際に手術中に痛さが軽減されていくのを実感される方もいらっしゃいます。
ご心配な方は、麻酔科医が患者さんのそばにいるので手術中は眠って頂くことも可能です。
腰痛や腰痛からくる足の痛みでお困りの方は、ぜひ、整形外科(脊椎)までご相談下さい。
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