雨にアジサイの花が鮮やかに映える季節となりました。
雨上がりの仕事終わりに病棟の窓から外を見ると大きな虹🌈が見えました❕❕
なんだかうれしくなり、思わず写真を撮ってしまいました😄
療養病棟では、最低でも1か月に1回、体重測定を行ってます。
それは、なぜでしょうか❓
様々な疾患のある患者さんが療養病棟では入院しています。
体重測定は『 水分管理』『栄養管理』『薬剤調整』などさまざまな目的で重要な検査データとなります。
特に感染症や手術などの体内侵襲が大きい場合は、輸液量や飲水、尿量を計算した『予測体重』と『実測体重』が異なる場合があります。
さらに最近では、やせている高齢者は標準体重(BMI18.5~25未満)の人に比べて、認知症にかかるリスクが高いことが報告されました。 このように、高齢者の体重減少はADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)の低下、フレイルやさまざまな疾患のリスクにもつながることから、高齢者における体重管理は重要といえます。
寝たきりの患者さんが90%以上いる療養病棟では、どのように体重測定を行っているのでしょうか❓
ハンモック状になる吊り下げ式の体重計や ストレッチャー式の体重計を使用して患者さんに出来るだけ負担がないように体重測定を行っています。
ハンモック状になる吊り下げ式の体重計
ストレッチャー式の体重計
入院中に定期的に体重測定を行い、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・介護福祉士で栄養管理や水分管理をおこなっています。
入院の時だけでなく、体調管理の一つとして、体重測定を日々の体調指標としてご利用してはいかがでしょうか。