今回は『理学療法士長尾が考えるこれだけはやってほしいこと【その3】』として『歩行』について話したいと思います。
『私、痛いところもないし普通に歩けてる』と思っている方、もしかすると間違った歩き方を毎日されているかもしれません!?
歩いてるとき、こんな症状がでていませんか❓
・歩いてると腰がだんだん痛くなる。
・小股で歩いている。
・立ってるときに腰が反っている。もしくは、腰が曲がっている。
上記のような症状がある方は、もしかすると、『股関節の硬さ』が原因かもしれません。
股関節が硬い方は足が後ろにいかなくなる方が多く、腰が反るもしくは曲がる要因になったり、大股で歩くと腰が痛くなったりします。
それでは、股関節の硬さチェックを行ってみましょう。
①壁に頭・背中・殿部・踵をつけて立ってください。
②その姿勢から膝を少し曲げてください。
③膝を曲げた姿勢から膝を伸ばして下さい。
この時に腰が反ってくる(背中と壁の空間が大きくなる)もしくは、頭・背中が壁から離れる方は股関節が硬い可能性があります。
この検査で股関節が硬いことがわかった方は大股で歩行は行わず、歩きやすい歩幅で歩いてください。
※大股で歩くことで、腰が反る方向に力が発生して腰痛の原因になります。
次回、『理学療法士長尾が考えるこれだけはやってほしいこと その4』では歩いてるときに足が重いと感じる方にやってほしい歩き方を報告します。この歩き方は股関節が硬い方にもやってほしい歩き方になります。