超音波検査とは名前のとおり超音波を用いて体内の病気を調べる検査です。
体の中に超音波を送信し、臓器や組織からの反射波を映像化しています。
□堺平成病院の臨床検査技師はどんな超音波検査をしている?
心臓、腹部、頚動脈、甲状腺、下肢静脈、下肢動脈の超音波検査を主にしています。
検査時間は20~40分程度、痛みは基本的にありません。ただし、検査の都合上骨にあたって痛みを感じる場合があります。
□心臓の超音波検査について
心臓は一つの臓器ですが、肋骨や肺に囲まれているため様々な角度から観察し検査をします。検査中はリアルタイムで心臓の動きが分かり、その動きをみて心筋梗塞などの心臓の病気がないかを確認します。
当院では骨折の手術前検査で心臓超音波検査を行っています。心臓超音波検査を行う理由は手術中に全身麻酔を行っているため、心臓に病気のある方は心機能低下のリスクがあるからです。症状がなくてもリスク回避のために検査を行うことを理解していただけたらと思います。
少しでも超音波検査を身近に感じてもらえたら嬉しいです!