当院には、地域包括病床、回復期病床、障害者病床、療養病床があり、各病棟に薬剤師が配置されています。
病棟により違いはありますが病棟回診、病棟カンファレンスへの参加、配薬などの業務を共通して実施しています。
そこで、今回は回復期病棟での薬剤師の業務をお話します。
早期退院にむけて患者さんの状態を確認し安全にリハビリテーションを行っていただき、
スムーズに在宅へ退院して頂けるように対応することが必要です。
入院後すぐに持参薬鑑別を行い、患者さんへの初回面談で服薬上の問題点を把握、
多職種で行われる合同評価(初回カンファレンス)に参加しています。
その場で服用薬に関する問題点を伝え、患者さんの療養上の問題点を各職種と情報共有します。
また、薬剤師も毎週行われる多職種回診や定期的に行われるカンファレンスへの参加、服薬指導などを通して患者さんの状態を把握しています。
リハビリテーションに影響のある薬をできる限り使わない方向で医師へ提案するなど事前の事故回避も薬剤師の役目です。