私が理学療法士を目指したきっかけをご紹介したいと思います。
私は大学生のときにバイクの事故で左足の靭帯を断裂し入院しました。そのときに初めて理学療法士のリハビリテーションを受けました。しかし、この時はまだ理学療法士になりたいとまでは思いませんでした。元々、「ありがとう」と言ってもらえる仕事に就きたいと思っていたので、大学卒業後は医療機器メーカーに勤務しました。職業柄、病院に出向いて患者さんと接することが多く、私の中で「もっと患者さんの近くで仕事がしたい」という思いが強くなっていきました。しかし、当時結婚し子供も生まれていたことから家族に迷惑はかけられないと悩む中、妻に相談すると力強く背中を押してくれました。そこからは昼間は仕事を行い、夜間は学校で勉強をするという生活を4年間行い、無事に理学療法士になることができました。妻には今でも感謝しています。
患者さんに「ありがとう」と言ってもらえる理学療法士になりたい
様々な症状を抱えている患者さんに関わり、「リハビリテーションを行って良かった」「楽になった」と思っていただけることが私の喜びです。理学療法士になりたての頃は自分の治療レベルが低いことに悔しくて泣いたこともありました。積極的に外部の研修会に参加するようになり、少しずつ患者さんに喜んでいただける治療ができるようになっていきました。
目標は『ゴッドハンド』
残念ながら、まだまだ『ゴッドハンド』とは言えませんが、全国から堺平成病院で『リハビリテーションを受けたい』と言ってもらえるようなそんなリハビリテーション部にしていきたいと考えています。
その第1歩として、自他ともに認めてもらえる『治療ができる理学療法士』をもっともっと極めていきたいです。