今回は、当院の回復期リハビリテーション病棟の日常の一コマを紹介しています。
皆さん、回復期リハビリテーション病棟と聞いてどんなリハビリをするかご存じでしょうか。
回復期リハビリテーション病棟とは
『急性期病院で治療を終え、すぐにご自宅や施設へ復帰するには不安があり、継続した治療とリハビリテーションを必要とする方を対象とした病棟です』
1日の生活すべてがリハビリテーションにつながるように努めています。
当院での取り組みの一つ
日中のリハビリだけではなく、朝起きてから夜寝るまでの一日の流れの中で更衣・排泄・整容・食事動作を中心にリハビリスタッフが専門的な視点で関わっています。
入院生活では障害や後遺症により、更衣や食事などがスムーズに出来ないことがあります。どのように支援すれば、目の前の問題を解決することが出来るのかを、主治医や担当療法士と共に考えます。
ご自身で行える動作が増えることで、退院した後の行動範囲やご家族の介護負担も軽減されます。
そこで、退院後の生活を入院中からしっかり見据えて、少しでもご自身で出来ることやご家族の負担を軽減出来るように、実際の生活をイメージした生活リハビリを行っています。
今後も患者さんの退院後の生活を見据えたリハビリを提供していきたいと思っています。