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リハビリブログ

一緒に真冬の種まきに挑戦

2月になり極寒の日が増え、当院の屋上から見える金剛山も頂上に雪を被っている姿が時折見られるようになりました。
この時期は空気が澄んでいるので、屋上からは綺麗な山々をはっきりと眺めることが出来ます。

さて、1月の園芸療法では、ほうれん草と小松菜の種まきを行いました。

本来なら、これらの野菜の種まきとしては既に遅い時期なのですが、野菜の栽培をしたいとの要望だったので初挑戦しました!!

栽培経験が多く、知識が豊富な患者さんでしたので、患者さんの知識を教えてもらいながら、マルチング(花壇の土の表面をポリエチレンシートなどで覆う方法)と不織布トンネル(不織布で花壇などをトンネル状に覆う方法)で寒さ対策をした上での栽培です。

私自身、種まき適期以外の時期に蒔くのは初めてなので上手く発芽するか心配していましたが、栽培ベテランの患者さんは「心配せんでも大丈夫」と落ち着いた様子。その言葉通り、見事に発芽に成功することができました!!

発芽後、間引き時の患者さんの満足そうな表情の写真です。
患者さんも発芽を楽しみにしていたようで、園芸療法以外の時間にも、野菜の生長についてスタッフに話していたそうです。
「勉強になったやろ?」と退院前の挨拶時に患者さんが言われましたが、言葉通り、今回は患者さんからは色々な栽培知識を教えていただき1月でもほうれん草や小松菜の発芽を成功させることができました。
トンネル栽培の骨組みは、ワイヤーハンガーを利用すると便利とのアイディアも教えてくれました。

工夫次第で、栽培の幅か広がることを患者さんに教えて頂き、園芸療法士の私としても貴重な経験となりました。
今回教えていただいた知識を活かして、今後は患者さんにいつでも栽培を楽しんでいけるように園芸療法のリハビリを提供していきたいと思います。

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