6月に入り、梅雨の季節になりましたね。
今年は当院の屋上に、紫陽花の苗が仲間入りしました。
梅雨の時期でも綺麗な花を咲かせて、屋上に来た患者さんの心を和ませてくれています。

4月の種まきイベントで患者さんが蒔いてくださったヒマワリ🌻も無事に発芽し、現在は花壇ですくすく育っています♪開花が楽しみですね。

5月には、作業療法士さんと園芸療法士でコラボして、屋上で育った赤しそを使って『梅干し作りイベント』を行いました。
参加してくださったのは、毎年のように自宅の梅で梅干しを漬けていたという患者さんです。
「病院でこんなことをさせてもらえるとは思っていなかった。懐かしくて、嬉しい」と、とても喜んでくれました。

今回の梅干しの作り方は干さなくても良い簡単な方法です♪
まず屋上で赤しそを摘んで、綺麗に洗って茎から葉っぱだけを集めます。
赤しその良い香り～

次は梅のヘタ取り。細かい作業なので指先のトレーニングになります。
梅干しを作り慣れてる二人の患者さんは、ヘタを取り除くスピードも速い！流石です♪

後は、塩、梅干し、あく抜きをした赤しその順番で瓶に詰めていくだけ。塩に赤しその色が移り、
綺麗な紫色に✨

これからどんな風に変化していくのか患者さんも楽しみにしていました。私もとても楽しみです♪

入院中のちょっとした楽しみや気分転換、そして楽しみながら行えるリハビリの一環として、今後も今回のような梅干し作り、しめ縄作りなど、ご高齢の方にも馴染みのある作業をイベントとしてどんどん行って行きたいと思います。