落ち葉舞い散り冬の到来を身近に感じる頃となりました!!
回復期リハビリテーション病棟では、『離床』という言葉をよく耳にします。
『りしょう』…!?
一体、これはどういう意味??
ラップ?大喜利?そんな変なことを思いました。
回復期リハビリテーション病棟とは
脳血管疾患や骨折等の患者さんに対して、日常生活動作の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
『離床』とは・・・ ”ベッドから離れて生活範囲を広げること”
手術前や脳卒中の治療中は、安静にするよう言われます。
治療後は、積極的に動くように言われます。
手術などの治療後は痛みがあったり、身体がだるくてベッドで『臥床』する時間が増える傾向にあります。
高齢者だけではありませんが、もとの日常生活より臥床時間が長くなると筋肉量も減り回復するのに時間がかかります。
このため、離床時間を確保することは、日常生活動作能力の低下を防ぐだけではなく、離床して活動することで、動作能力の向上にもつながっていきます!!
リハビリは、単なる機能回復だけではなく、「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」が重要で、そのために行われるすべての活動がリハビリテーションになります。
患者さん個々の身体状態に合わせてリハビリの内容も変わり、リハビリスタッフ以外にも様々な医療従事者が関わり、みんなで最善を考えて、取り組んでいます。