去年から、当院の屋上ではチャノキ(お茶の木)を育てています。
ご高齢の入院患者さんが多いので、お茶の木に馴染みがある方が多いのではないかと思って植え付けました。🌳🍵🌳
実際、チャノキを見ると
「これ、お茶やろ?昔、家にも植わってた!」
「懐かしい。葉っぱを摘んで、それを炒って揉んで、お茶を飲んでたわ」と
昔の思い出話をされる患者さんが何人も居られます。
ジェスチャーを交えて茶摘みのコツやお茶の作り方を教えてくれたり、
茶摘みをしてお茶を飲みたいという患者さんが居られたので、
希望患者さんと茶摘みイベントを開催しました🎉
お茶摘み開始から終始、患者さんの口からは「お茶の良い香り~♪」という言葉が何回も飛び交います。
園芸療法士の私には、葉を摘みとる段階では、あまりお茶の香りが分かりませんでした。嗅覚👃には自信があるほうなのですが・・・。
お茶に馴染みのある患者さんは、きっとお茶の葉に触れて、記憶とともにお茶の香りが脳裏に蘇って、視覚からも香りを感じることができていたのかな…⁉
患者さんのレクチャーと共に皆でお茶の葉を揉んで、その後ホットプレートで炒ると、病棟のフロア全体に香ばしいお茶の香り🍵が漂います。
完成したお茶は、澄み切った綺麗な若草色でさわやかな味でした。
みんなで新茶の香りを満喫できたお茶摘みイベントでした☆彡
次は、今育てているジャガイモ🥔やナス🍆やトウモロコシ🌽などの夏野菜の収穫イベントです。
当院のリハビリ 園芸療法で、どのようなことを行なっているかを知りたい方は
ぜひ過去の園芸ブログもチェックしてみてください。