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理学療法士長尾が考えるこれだけはしてほしいこと その2

今回は、理学療法士長尾が考えるこれだけはしてほしいこと【その2】として『骨盤の運動』について話したいと思います。

皆さんは『骨盤の運動』を意識して行ったことがあるでしょうか?
多くの方が骨盤の運動ってどんなことをするの❓』となっているのではないでしょうか。

ご存じとは思いますが、背骨は骨盤に繋がっています。骨盤は背骨の『土台』としての役割があり、『土台』となる骨盤が前後左右に傾きが大きくなると骨盤に繋がっている背骨も傾いてきます。

ということは骨盤の傾きが大きくなると…





姿勢が悪くなるという事です😢

では、一体どうしたらよいのでしょうか⁉

答えは簡単です。骨盤を正しい位置で保持できるようになれば良いのです!!

皆さんは『だからどうするの❓』と思われたと思います。言葉にして言うと簡単なのですが、それを実践するとなると本当に難しいです。

では何をすればよいのかを説明したいと思います。

高齢者の多くの方は骨盤が後傾(後方に倒れていること)しています。骨盤が後傾していると背骨は後ろに倒れてきます。後ろに倒れたままだとバランスを取れないので背骨を曲げてバランスを取ろうとします。この姿勢が円背(背中が丸まった姿勢)です。
この円背姿勢になると、腰部痛や歩行能力・呼吸能力の低下の原因になる可能性があります。

皆さんも普段座っている姿勢が骨盤を後傾させた姿勢になっていないでしょうか❓

写真のような姿勢で座っていると骨盤の動きが徐々に硬くなり骨盤を後傾した位置から骨盤を正しい位置に動かすことが出来なくなってしまうかもしれません😢
つまりどういうことかと言いますと……。
予防が大事ということです。

今日から姿勢が崩れないように【骨盤運動】を行う事で予防に努めていきましょう。

【骨盤運動】
①椅子に座った姿勢から骨盤を後ろに倒します。このときに骨盤だけを後ろに倒すことを意識して、顔が下を向かないように注意しましょう。

②骨盤を後ろに倒した姿勢からおへそを前に突き出すイメージで骨盤を前に起こしていきます。この時に腰を反らさない様に注意します。

③骨盤を起こした姿勢から①の骨盤を倒した姿勢に戻します。

④①~③の動作を痛みのない範囲で10回行って下さい。

慣れてくるまでは集中して【骨盤運動】を行ってほしいですが、慣れてきましたらテレビを見ながら行って頂いても良いです👍
おすすめはCMの度に骨盤運動の時間が始まったと考えていただき、CMの間に10回骨盤運動を行う習慣を作っていただきたいと考えています。

健康寿命を伸ばすためにも【骨盤運動】を今日から始めていきましょう。

以前のブログ『理学療法士長尾が考えるこれだけはしてほしいこと その1』もチェックしてみて下さい。

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