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リハビリブログ

理学療法士長尾が考えるこれだけはやってほしいこと【その5】

今回は『理学療法士長尾が考えるこれだけはやってほしいこと【その5】』として、『日常の中に隠れている運動』について話したいと思います。

リハビリをしていると、患者さんから運動しないといけないことはわかってるけど、『運動する時間がない!!』と言われることが良くあります。

確かに、散歩に行ったり、スポーツジムで運動をしたり、趣味の野球をしたり…など『運動』というとある程度時間をとってやらないといけないものと思い込んでいる方がほとんどです。
しかし、日常生活の中にはいろんなところに運動が隠れています!!意識して実施することで運動の効果をより発揮することが出来ます!!

今回は、日常の中に隠れていて今日から始める事ができる『運動』をご紹介したいと思います。

1、椅子スクワット
生活の中で椅子に座ったり、椅子から立ったりすることは1日に何回もあると思います。これを意識せずに行う事は大変もったいないです!!立ったり座ったりする動作はスクワットそのものです!!この動作を少し意識してゆっくり行う事で足腰の筋肉のトレーニングになります!

お尻を少し後ろに突き出すようにしてゆっくりと座りましょう。膝がつま先より前に出ないようにするとより効果的です。また、立ち上がる時は体を前かがみにしながらゆっくり立ちましょう。

2、ゆっくり歩き
トイレに行くときなど家の中で歩くことがあると思います。この時に心地よい歩行速度より可能な範囲でゆっくり歩いてください。
ゆっくり歩くと左右にふらつきやすいと思います。このときに、できるだけ体がふらつかないように意識して歩くことで姿勢を保持するための筋肉が働きます。また、ふらつかないようにバランスをとりながら歩くことでバランス練習にもなります。短い距離でもできるので、トイレに行くときなど短い距離であってもトイレに行く度に行っていただくことで治療効果があります。是非やってみてください。結構難しいですよ!
次回のブログでもう少し詳しく説明させていただきます。

3、良い姿勢保持
皆さんが一番見落としている日常的な筋肉トレーニングは姿勢です!!僕のブログの中でも良く出てきますが、姿勢はとても大事です!!でも、良い姿勢を保持しているととても疲れる経験はありませんか!?
これって、なぜ疲れるのか考えたことはありますか??ここまで読んでくださった方は気付いていただけたかもしれませんが…
良い姿勢を保持するためには持続した筋肉の活動が必要なんです。つまり、良い姿勢で『座る』『立つ』だけで筋肉のトレーニングを行う事が出来るんです!!
①頭、肩、腰、足が一直線になるようにして立ちましょう(詳しくは理学療法士長尾が考えるやってほしいこと【その1】をご覧ください)

➁座る姿勢は骨盤を起こして背中が丸くならないように意識しましょう。

今回は『日常の中に隠れている運動』として3つ紹介させていただきました。「時間がない」「場所がない」などできないことに意識を向けるのではなく、どうすればできるのか?何なら行う事ができるのか?と『できることに意識を向けて』これぐらいやっても意味がないと思わずにできることから少しずつ日々継続して行っていきましょう!!

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